ホロウマスク錯視|キッズテール

ホロウマスク錯視

【2025年2月5日(水)】

本日のテーマは脳がだまされる不思議な図形、画像 ”錯視”でした。

錯視について、実演を交えてお話しました。今回は特に色について詳しく見てみました。


同じ色なのに違う色に見えたり、違う色なのに同じ色に見えたり。補色残像の実験もしました。
30秒ほど同じ色を見続けた後、白黒の画像を見るとその色の補色(色相で反対の色)が強調されて見える現象です。白黒画像が想像以上に鮮やかに色づいて見えて、子どもたちも大歓声でした。
「補色残像」で検索すると色々と画像がでてくるので是非体験してみてください。

工作ではホロウマスク人形やリバースパースペクティブと呼ばれている人形を作成しました。
見る角度を変えてもこちらを見ているように感じる人形です。実際は顔が凹んでいるのに脳が「顔はふくらんでいるはずだ」と思いこむことで起こる錯視です。


脳が凹凸を認識しにくくすることがコツで、明るさを少し落とした部屋で、1m以上離れて少し下から片目でみてください。薄目にすることでより見えやすくなります。それでも顔が凹んで(正しく)見えてしまうなら、スマホ等のカメラを通して見てください。