桜の蕾もふくらみ 卒業や入学の季節になりました。
2月 3月の体験レッスンにご参加くださった 皆様には、キッズテールのスタッフ一同 感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました(^^)♪
多くの子どもたちと体験会場で出会い、たくさんの笑顔と喜びを頂きました。
この後記を書いている間に、ふと、昔 学校の先生から こんな話を聞いた事を思い出しました。
東北の雪深い町の小学校で、先生が生徒達に 「雪がとけたら 何になりますか?」と質問すると、皆が「水になる」と答えた中、1人の生徒が「雪がとけたら 春になるよ!」と、答え 先生が[×]をつけた事が問題になったとか!実は、気になっていた話がありました。
一月のディスカッションの時に出席下さった保護者様から お聞きした話です。
ある学習内容の問題で、「犬の足は 何本ですか?」の問いに、その子どもは、「2本だよ!」と、答えたそうです。保護者の方は、普通の答えでは4本と答えるのに、おかしいな?と思い理由を尋ねると 「前の2本は手だよ!後ろの2本が足だよ!」と理由を話したそうです。この話を聞いた時に、なんという感性なんだろうと、感動しました(^o^)
犬の足は 2本 か 4本か? 物の見方を変えると どちらも正しい解答といえます。
教育現場で、「これは◯ これは[×]」と言う枠の中に閉じ込められてきた人には、想像も出来ない答えだと思います。
又、今年の体験レッスンで空気のテーマを使った時に、「空気を使って 動く物は?」と子どもたちに尋ねたら、(私達は、飛行機やヘリコプターの答えが多いかな? どんな答えが出てくるのかな?)「蝶々〜」「鳥〜」なんて答えも出てきてびっくり!そして、一人の子どもが「プール!」?…[(*´-`*)]空気を使って動く物…「プール!」の言葉に私達が一瞬 詰まってしまいました学校のコンクリートやプラスチック素材のプールや家用ビニールプールの水の入った静物状態を思い浮かべていたからです。後日 空気の実験最中にやっと気づきました!たしかにビニールプールに空気を入れる時ビニールプールがモゾモゾ動きます。
この子どもの気づきに、すぐに気づけず、後に プールと思いついた理由を確認すると、やはり ビニールプールに空気を入れる時に モゾモゾと動くからと確認できました。私は、いつから頭が堅くなったのかと反省すると同時に、子どもの、視野や枠にとらわれない思考に驚きの一言でした。
上に記した 子どもたちの様に 枠にとらわれずに想像を膨らませて考える力や自分の思いを説明表現する力を育む事は、将来、生きて行く為の判断する力になります。
子ども達の将来で 乗り越えるべき壁が立ち塞がった時に、考え方や解決方法は一つではありません。
私達自身も学び、キッズテールの教育内容も
柔軟な方面からカリキュラムを組む事を追求し続けていかねばならないと思いました。
答えが一つの問いで ◯か[×]かを学習するより、時には、いくつもの答えが存在する学習や、結果は解らないけれど、色々な物をまぜたら何になる?というような理科実験等をとりいれたりして、想像力や好奇心をかきたてるテーマを 子どもたちに体験してもらいたいと思います。
4月からスタートするkids tale「子ども物語」で、将来に活かせる力を身につけていただきたいと 思います!